2023/01/27 体を温めて不調とさようなら!温浴効果を高めて冷え対策の温活を

本格的に寒くなってきましたが、体が冷えていると感じませんか?体の冷えはあらゆる不調の原因になります。女性にとっては、生理痛やPMSの悪化、生理不順などに影響することも。今回は、冷え対策に体を温める方法、おすすめの温活方法をご紹介します。


冷えは体の不調を招く!その理由とは

手足の先が冷たいと感じたり、お腹が冷えていると感じる方は冷え性かもしれません。とくにこれからの本格的に寒い季節は、より冷えを感じるのではないでしょうか。

冷えは放っておくと、体にさまざまな不調をきたします。その理由を解説します。

血流が悪くなって身体の各所に不調をきたす

冷えにより血流が悪くなると全身のすみずみに血が巡らず、手足の冷えはさらに悪化し慢性化することがあります。

 血流が悪くなると体の代謝が悪くなり、体内に老廃物がたまりやすくなります。そのため、疲労やだるさを感じたり、むくみを感じたり、肌荒れを引き起こすことも。
また、血流が悪くなることで、肩こりなどの不調を感じることもあります。

 冷えると免疫力が下がりやすく、これからの季節は風邪も心配ですね。このように冷えは万病の元と言われるくらい、体の不調を引き起こす原因になるのです。

生理痛の悪化や生理不順になることも

女性の場合、冷えによって生理痛が悪化したり、生理不順になったりすることもあります。冷えによって血液の巡りが悪くなると、骨盤内がうっ血。それによって下腹部の痛みや腰のだるさが起こります。

 また、冷えによって卵巣内の血行不良が起こり、卵巣の働きが低下。それによりホルモンバランスが乱れ、生理不順を引き起こすこともあります。デリケートな女性の身体にとって、冷えは大敵といえますね。

冷えを解消!体を温めるための入浴方法

 

お風呂での温浴効果を高めるには

お風呂にゆっくりと浸かることで血流がアップし全身をじんわりと温められます。

 お湯の温度は39〜41度くらいが最適と言われています。42度以上の熱いお湯だとそもそも長く入っていられず、体の表面温度は上がっても深部までは温めることができません。ぬるめのお湯に浸かって、長くゆっくり入ることでじんわりと身体の芯から温まるのです。

 長く浸かるためには半身浴も有効です。ただ、冬場の半身浴は上半身が冷えやすくなるので、ぬるめのお湯であれば肩まで浸かってゆっくりとお風呂に入る方が温まりやすくなります。
あるいは、お風呂の蓋を半分閉めることで温かい空気が逃げていかず、身体を冷やさずに半身浴を楽しめます。

入浴前後の水分補給が有効

入浴前、そして入浴後には必ず水分補給をしましょう。お風呂に入るだけでも約コップ1杯分の水分が失われてしまいます。水分が不足すると血流も悪くなってしまうだけではなく、肌の乾燥を招くことに。

少し長めの入浴になりそうなときは、お風呂に水を持ち込んで途中で飲むのもよいですね。

保温効果の高まるバスソルトで入浴

 バスソルトとは、入浴剤の1つです。お風呂に入れられるのことで、保温効果が期待できるのがポイントです。

バスソルトには発汗作用を高める効果も期待されています。さらに新陳代謝もアップするので、美肌への効果も期待できます。

バスソルトには、主に天然塩など、塩化ナトリウムを主成分としたバスソルトと、硝酸マグネシウムを主成分としたバスソルトがあります。

冷え対策におすすめなのが、塩化ナトリウムを主成分としたバスソルトです。とくにヒマラヤ岩塩にはミネラルやマグネシウムが豊富に含まれていて、温浴効果を高めるといわれています。

お気に入りのエッセンシャルオイルと一緒にお風呂に入れれば、好きな香りに包まれてリラックス効果もアップするかもしれませんね。

温浴効果を高めて体を温めよう

日常生活で実践できる冷え対策の1つが入浴。ミネラルたっぷりのバスソルトを入れれば、温浴効果も高まることが期待できます。また、体を温めながら1日の疲れを癒して夜をリラックスの時間へと導き、睡眠の質を高めてくれるのも入浴のよいところ。

忙しいとシャワーで済ませがちですが、冷え対策のためにも毎日ゆっくりとお風呂に入るように意識したいですね。温浴効果を高めて体を温め、冷えからくる不調を改善していきましょう。