2023/11/16 更年期前に準備しておくべきことは?閉経の時期や症状についてもご紹介

「最近なぜかイライラする…」「なんだか疲れやすくなったかも…これって更年期?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。更年期には、イライラや疲労感、めまいなどの不調を感じるケースがあります。

今回の記事では、更年期を迎える前に準備しておくべきことについてご紹介します。閉経が近づくにつれて不調を感じ始めた方や、更年期に向けて対策をしておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

そもそも更年期とは?

そもそも更年期とは、閉経の前後およそ5年ずつ、合わせて10年程度の時期のことです。日本人の平均的な閉経年齢は50.5歳なので、一般的には45~55歳頃を更年期としています。なお最後の月経から1年以上月経がない状態のことを、「閉経」といいます。

 

更年期障害の時期や症状

年を重ねるごとに、卵巣から分泌される女性ホルモンであるエストロゲンの量は減少します。同時に身体の機能低下や生活環境の変化が起きる時期でもあるため、さまざまな要因が合わさり、身体的・精神的症状があらわれるのが更年期障害なのです。

更年期障害があらわれる時期や程度には個人差がありますが、早い方だと40代に入ってすぐに症状を自覚するケースもあります。日常生活に支障をきたすほど重い症状が出る方がいる一方で、まったく症状を感じない方もいます。

更年期障害の主な症状には、以下のようなものが挙げられます。

・血管運動症状(ほてり、のぼせ、発汗、冷えなど)
・精神症状(イライラ、不安、不眠、抑うつ、無気力)
・関節などの症状(腰痛、関節痛、肩こり)
・めまい
・耳鳴り
・頭痛
・動悸
・息切れ
・疲労感
・皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)

更年期前に感じる不調は「プレ更年期」かも?

人によっては、本格的な更年期を迎える前の40代前半にめまいや頭痛、肩こり、疲れやすさなどを感じることがあります。このような時期は医学的に定められているわけではありませんが、「プレ更年期」と呼ぶことがあります。

また、女性の身体は40歳を過ぎる頃から脂肪が溜まりやすくなったり、骨のしなやかさやお肌のハリを守るコラーゲンの生成力が急激に低下し始めたりなどの変化が生じ始めます。

40代は身体にさまざまな変化が訪れる時期なので、一度普段の食事や生活習慣を見直してみると良いでしょう。

 

更年期前に準備しておきたい3つのこと

プレ更年期の後には本格的な更年期がやってくるので、プレ更年期の不調をそのまま更年期に持ち越すのは避けたいですよね。ここからは、本格的な更年期に入る前に準備しておきたいことについてご紹介します。

 

更年期について知識を深める

更年期を迎える前に、更年期についての知識を深めておくのはとても大切です。上述したように、更年期の症状は、頭痛やめまい、イライラ、肩こりなど多岐にわたります。

イメージしていたものと異なる症状が現れることもあるため、気付きにくいことも。花王が2021年に行った調査では、働く女性は更年期不調に気づきにくい傾向がある、との結果も出ています。

更年期にどのような症状が出るかは、人によって異なります。実際に症状が出た際に落ち着いて対処するためにも、更年期についてあらかじめ理解を深めておきましょう。

食生活を見直す

更年期を前に、食生活を見直してみるのも良いでしょう。栄養バランスの整った食事を毎日3食とるのはもちろん、更年期の症状を意識した食材を積極的にとるのもおすすめです。たとえばイライラに悩んでいる場合は、カルシウムを含む牛乳や小魚などを意識的に摂取すると良いでしょう。

かかりつけ医を見つけておく

プレ更年期は、子宮筋腫や子宮内膜症など、婦人科系の病気を発症する方が増加する時期でもあります。生理痛がひどくなったり、出血が増加したりしている場合は早急な受診が必要ですが、とくに症状がない場合でも、定期的に子宮がん検診や超音波検査を受けるのは大切です。

プレ更年期のタイミングで病院を受診しておくことで、相談しやすいかかりつけ医を見つける良いきっかけになります。かかりつけ医を見つけておけば、いざ更年期で不調を感じたときに、安心して相談できるでしょう。

更年期について正しく知って、準備を始めよう

今回は、更年期を迎える前に準備しておくべきことについてご紹介しました。プレ更年期も、その後の本格的な更年期も、体調にどのような変化が生じるかは人それぞれ。自分の身体に変化が訪れたときに落ち着いて対処するためにも、更年期を迎える前から余裕をもって準備しておくと、どんなライフステージでも自分らしく過ごせるヒントが見つかるかも!