2022/07/18 私の経血の色は正常? 経血の色や特徴で自分の体の健康状態をチェック

生理中、生理の終わりかけなど、そのときどきで経血の色が異なると思ったことがある人も多いのではないでしょうか。経血の色は、私たちに体の健康状態を教えてくれる1つのバロメーターです。経血の色や状態で、自分の体の状態や疑うべき病気が隠れていないかをチェックして、自分の体と向き合うきっかけとしてみませんか?

 

 

生理中、経血の色はどう変化する?

生理中の経血の色は真っ赤な鮮血であるという人が多いと思います。終わりかけになると茶色に変化したり、ときには黒っぽかったり……。経血の色がどういう状態を表しているのかを確認しましょう。

 

 

生理中は真っ赤な鮮血

生理中に真っ赤な鮮血が見られる場合は、健康的な生理であるサインです。少し赤黒いと感じる場合も大丈夫。経血が膣内から体外にスムーズに排出されずに、血液が酸化して黒くなったからです。

真っ赤な鮮血だとしても月経過多で量が多すぎる、レバーのような塊が多く出ると感じるときは、何か病気が隠れている可能性もあります。

もちろん経血量にも個人差はありますが、不安を感じる場合は婦人科で相談してみるのもよいですね。

生理開始頃はピンクっぽい経血

生理が始まる頃は、おりものにうっすらと血液が混ざってピンクっぽい経血になることが多いです。生理中であっても経血量が少なくてピンクっぽく見えているという人もいるかもしれません。

このような経血は心配ないですが、生理中ではないのにピンクっぽい経血やが続く場合は、不正出血や、着床出血などの可能性があります。

まずは、生理中の経血なのか、生理以外での経血なのかで判断し、生理以外での経血であれば婦人科で診てもらうのが安心ではないでしょうか。

生理の前後は茶色っぽい経血

生理の始まるタイミングや、生理の終わりかけになると経血が茶色っぽく変化するという人も多いのではないでしょうか。

生理前後は経血量が少なく、体から排出されるまでに時間がかかるので、血液が酸化して茶色っぽく変化しています。生理が終わると茶色っぽい経血も血液の混ざらないおりものに変わっていくので、特に気にする必要はないでしょう。

茶色っぽい経血に関しても、生理前後のタイミング以外で見られる場合は不正出血などの可能性があるので、婦人科を受診した方がよいでしょう。

 

経血の状態に着目しよう!

経血の色はもちろん、経血の量、経血のニオイなども気になりますよね。経血の色とともに着目し、自分の体の健康状態を知りましょう。

 

 

経血の量が多すぎる……

経血の量には個人差があるので、人と比べることもなかなかできませんね。生理中、月経過多で経血量が多すぎる、レバーのような塊が多く出ると感じるときは、ホルモンバランスが乱れていたり、何か病気が隠れていたりする可能性もあります。

また、経血量が多い人は貧血になりやすいことも。不安を感じる場合は、婦人科で相談してみるのもよいですね。

気になる経血のニオイ

経血が体外に排出された後、ナプキンに付着したままにしていると、ナプキン上で酸化し、雑菌が繁殖してニオイを放つようになります。

経血のニオイが気になる場合は、ナプキンをこまめに交換するように努めましょう。とくに夏の暑い間は、デリケートゾーンが蒸れて汗もかきやすくなります。経血を長時間そのままにしないことが、ニオイ対策の鍵になります。

 

経血で分かる? 疑うべき病気

経血の色や状態が「何かおかしい」と感じたら、迷わず婦人科に相談してみましょう。そこには、何か病気が隠れているかもしれません。特に不正出血が認められた場合は、疾患があったり、ホルモンバランスが乱れていたりする可能性があります。

 

子宮ポリープ

子宮ポリープには、大きく分けて子宮内膜ポリープと子宮頸管ポリープの2種類があります。どちらも不正出血や過多月経などを伴う場合があります。

ポリープは良性のものが多いのですが、一部悪性のものもあります。不正出血や、経血量が多すぎておかしいと感じる場合は、婦人科で診てもらうのが安心ですね。

子宮筋腫

子宮に発生する良性腫瘍です。基本的には良性ですが、悪性の腫瘍の場合もあります。子宮筋腫は発生部位によって症状が変わり、不正出血や過多月経、強い月経痛を伴うものも。

経血の量や出血のタイミングが通常の生理と違うと感じる場合や生理痛が強いという場合には、子宮筋腫を疑って婦人科で検査をしてみても良いでしょう。

子宮頸がん

子宮がんのうち7割程度を占めていて、20代〜30代と比較的若い世代でも発症するのが子宮頸がんです。

早期では自覚症状はほとんどないですが、がんの進行に伴い不正出血や異常なおりもの、下腹部痛などの症状が現れます。

まずは、定期的に子宮頸がん検査を受けておきましょう。そして、気になる不正出血などの症状がある方は、早めの受診がおすすめです。

不正出血は要チェック

不正出血は子宮に関連する病気の自覚症状として多く挙げられています。生理とは違うタイミングでの出血や、生理ほどではないけれど出血があるなど、いつもと違うと気がついたら、まずは婦人科に相談してみると異常の早期発見へとつながるかもしれません。

 

経血に着目して自分の体と向き合おう

生理以外の不正出血が見られたら、ぜひ早めに婦人科を受診しましょう。そして、もちろん、生理中の経血の色、量などの状態にも着目してみましょう。

生理は毎月のことなので、ちょっとした変化にも敏感になっておいて、自分が今どういう体の状態なのかを知っておくことが大切です。

病気の早期発見や、ホルモンバランスの乱れなどに早く気づける可能性もあります。経血への着目は、自分の体と向き合う第一歩になりそうですね。