2024/01/20 最近話題の"サウナ"。⼥性に嬉しいメリットとは?

最近は、サウナの流行で「サウナー」「サウナ女子」という言葉を耳にする機会も増えました。なぜ、サウナがそれほど流行っているのか興味をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。 今回は、サウナの基本情報や女性ならではのメリットについて解説していきます。サウナに興味がある方、女性に嬉しいメリットが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

サウナの基本

サウナの話題が出ると必ずと言っていいほど「ととのう」という言葉を聞きますが、実際にどんな状態をあらわすのでしょうか。サウナの入り方や種類なども含めて、サウナの基本について解説していきます。

 

そもそも「ととのう」とは

明確な定義はありませんが、日経ビジネスの記事では「サウナに入って体が温まった後に水風呂と外気浴で体を冷ますサイクルを繰り返すことで、心身のコンディションが良くなった状態を指す。」としています。​​

慶應義塾大学医学部腫瘍センターの加藤特任助教は著書の中で「血中には興奮状態の時に出るアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経優位になっている状態」とも説明しています。
副交感神経はリラックスしている状態で優位になります。一方でアドレナリンは興奮状態のときに分泌されるホルモンです。アドレナリンが分泌されると、痛みや疲れを感じにくくなり、体のパフォーマンスもあがります。

サウナの熱さや水風呂の冷たさなど、いつもとは違う過酷な状況に置かれると、アドレナリンが放出されます。そのあとの外気浴で過酷な状況から解放された体は、今度は副交感神経が優位になるものの、体内にアドレナリンが残っているので「ととのう」状況が生まれるのです。

また、長距離ランナーが、苦しい状態を乗り切った後に感じる多幸感、いわゆる「ランナーズハイ」と同じような状態ではないかとの考えもあります。

サウナの入り方

サウナの入り方は、サウナ→水風呂→外気浴が基本的な1セットとされています。サウナ8~12分、水風呂1分程度、外気浴5~10分程度、これを3~4セット繰り返すのが目安とされていますが、個人差があるので無理のない範囲で行いましょう。
辛いのに我慢して行ってしまい、体調を崩しては本末転倒です。
サウナに入る前には体を洗い、水風呂に入る前にはシャワーまたはかけ湯で汗を流します。これはマナーであると同時に、急激な温度変化によるヒートショック防止にもなります。ぬるめのお湯を使用するとよいでしょう。

サウナの種類

サウナには大きくわけて、ドライサウナ、ウェットサウナの2種類あります。
ドライサウナは、温度が70~100度と高く、湿度が低いサウナで、日本ではこちらの方が多いです。

ウェットサウナは、湿度が高いサウナで、温度はドライサウナと同程度のものから、50~60度までさまざまです。熱いのが苦手な方にはウェットサウナがおすすめです。フィンランド式は、ウェットサウナに該当し、温度が80~90度と、ウェットサウナの中ではやや温度が高めです。

サウナのメリットと注意点

次に、サウナに入ることで期待できることや注意点についてご紹介します。

 

脳疲労を取ることが期待できる

サウナは、脳疲労を取ることが期待できるとされています。
私たちの脳には、何もせずにぼーっとしているつもりでも自動的に働く回路があります。無意識に働く脳の活動を意思の力で休ませることは難しく、いくら体を休めても脳疲労が回復しないことがあります。

サウナに入ると、熱いという非日常的かつ過酷な状況に置かれるため、脳が強制的に思考停止し、脳のエネルギー消費量がおさえられると考えられています。
また、サウナで温まり脳内の血流が改善されると、栄養分であるブドウ糖が脳にしっかりと運ばれるため、脳疲労の改善につながるといわれています。

肉体疲労の改善が期待できる

サウナには、体の疲労回復も期待できるとされています。
入浴と同じで、体が温まることで血管が拡張し、血流がよくなると、凝り固まった筋肉がほぐれます。

また、体の老廃物は血液が回収して尿や便として排出されますが、血流がよくなればこの活動が活発になりますので、肉体疲労の改善につながる可能性があります。

注意点

サウナを利用すると汗をかきますので、意識して水分補給をしましょう。
長く入りすぎると、気づいたら脱水症状になっていたなんてことにもなりかねません。サウナに入る際には、時間の確認も忘れないようにしてください。
また、飲酒後や体調がよくないときも、サウナの利用は避けましょう。

女性に嬉しいメリット

リラックスや疲労におすすめのサウナですが、女性に嬉しいメリットも期待できます。

 

美肌が期待できる

サウナで血流が増加し新陳代謝が活発になることで、肌を整えることが期待できます。
また、サウナに入ると、熱の刺激によって活性化されるHSP(ヒートショックプロテクション)というタンパク質が出ます。そのHSPは、ダメージを受けたタンパク質を修復する働きがあり、美肌につながることが期待されます。しかし、特にドライサウナは乾燥するので、サウナの後は、しっかりと保湿をしましょう。

痩せやすくなるかも?

サウナを上手に活用すれば、ダイエットに役立つ可能性もあります。

サウナに入ると、甲状腺ホルモンが増えるとされています。甲状腺は、交感神経の活性化と全身の代謝を活性化をする働きをしますので、エネルギーを消費しやすくなります。
ファスティングといって、食事を一定時間以上とらずに体を意図的に飢餓常態にして、代謝のスイッチを切り替えることで、脂肪を燃焼させる方法があります。
甲状腺ホルモンは、その代謝スイッチを切り替える役割をしており、サウナに入るとその代謝スイッチが入ると考えられています。

ただし、サウナ前やサウナ中に糖分を摂取すると、甲状腺ホルモンが上がらなくなる​​という研究結果が出ています。また、サウナ後に食べ過ぎたら、当然太ります。実際に痩せるかどうかはサウナ以外の行動にも大きく依存しているので、食生活全体も整えながら、サウナを上手に活用していくのがベストです。

サウナには女性に嬉しいメリットも期待できる

今回は、サウナの基本的な活用方法や期待できることについて、ご紹介しました。疲労回復のほか、美容面など女性に嬉しいメリットも期待できます。サウナのメリットを十分に活かすには、無理をせずに適切な方法でサウナを利用することが大切です。
サウナを上手に活用して、健康や美容に役立てていきましょう。