2023/01/30 気分や効果で選んで!「オイル」で楽しむ温活のススメ

すっかり冷え込んできて、「温活」を意識している方も多いのではないでしょうか。万病の元である"冷え"に打ち勝つためにも取り入れたいのが「オイル」を用いた温活。ということで今回は、温活で使いたいオイルの種類や、期待できる効果、効果的な活用方法などをご紹介します。

 

「オイル」を使って、ふだんの温活をちょっと格上げ

体温の低下を防ぎ、高い状態を保つことを目的に行う「温活」。オイルは保湿効果やリラックス効果が高いことから、温活との相性がぴったり!また、オイルはさまざまな香り付きの商品が出ているので、香りの効能で選べば、さらに嬉しい効果も期待できます。
ここからは、オイルを使ったおすすめの温活をご紹介します。

 


ぬるま湯入浴に、「植物系」のオイルをプラスして温活

冷えた体を温めるには、熱いお湯が1番!と思いがちですが、体の芯からしっかり温めるにはぬるま湯が効果的。芯まできちんとあたたまることで、冷えにくくもなります。 基本の入浴は、38~40℃のお湯に10~30分浸かる方法。ゆっくり入ることで体の自律神経が整い、リラックス効果も期待できます。さらにしっかり温活に励みたい方は、入浴後にマッサージやストレッチを取り入れるのもいいでしょう。

入浴の際におすすめなのが、皮脂に近い成分の植物油を用いたタイプ。たとえばアーモンド油、オリーブ油、米ぬか油などなら、肌に馴染みやすく保湿成分も高いので、入浴後の湯冷めを一層防ぐことができます。
寝る前にリラックスしたいならレモンバームやネロリ、カモミール、ジャスミンの香りが、入浴中に読書など集中したいことがあるならば、ローズマリーやミント、ホルモンバランスが乱れていると感じた時は、ローズの香りがオススメです。

ツボ押しには「好きな香り」のオイルをプラスして温活

温活の代表例にマッサージもありますが、手軽にさくっと行うならツボ押しもおすすめ。
体にはいろいろな所に「冷えを防ぐ」「温める」ツボがありますが、そのうちとくに手軽で、仕事の休憩中にも押しやすいツボが、手の親指と人差し指の骨の合流点あたりにある「合谷(ごうとく)」というツボ。
ゆっくり押せば、手足の冷えの改善が期待できます。自分でも押しやすいので、仕事中や移動中などチョットした隙間時間に手軽に温活ができちゃいます。
マッサージしながら香りのいいオイルを一緒に使えば、アロマも楽しめ一石二鳥。
ツボ押しの際に選ぶオイルは、お好みの香り重視でチョイスしてもいいでしょう。 好きだと思える香りを感じることで、リラックス効果を高め、さらにはストレスを解消したり、集中力を高めたりすると言われています。
オイルを塗布することでツボ押しの摩擦が軽減されるため、肌への負担を緩和する効果も期待できます。

ホットココアに「オリーブオイル」をプラスして温活

体の中から温めることももちろん大切。その食事に一工夫するだけで温活効果をプラス、さらには食用オイルでその効果を高めることが期待できます。

手軽でおすすめなのが、ホットココアにオリーブオイルを垂らす方法。温かい飲み物というだけでも温活の効果は望めますが、ココアにはテオブロミンという、血行を促進する効果があるといわれる成分が含まれています。
オリーブオイルはオメガ9脂肪酸というオレイン酸を主とする成分を豊富に含み、悪玉コレステロールを減少させたり、腸を活性化し便秘を予防させたりする効果があるといわれています。
またオリーブオイルは保温性に優れるので、腸を直接温めてくれる効果も期待できるそう。ココアと合わせればそれぞれの効果を上手に取り入れることができ、温活の相乗効果が望めます。

日常生活で気軽に温活を取り入れよう!

ハードルが高いように思われる温活ですが、実はとても手軽で日常生活にすぐ取り入れられそうなものばかり。連日の寒さで体が冷え切る前に、ぜひここで紹介した温活を取り入れてみてください。