2023/03/21 デリケートゾーンがムズムズする!その原因は?

デリケートゾーンが"ムズムズ"すると感じたことはありませんか?!外出中にもぞもぞして困ったという方も多いかもしれません。
デリケートゾーンは皮膚が薄く、刺激を受けやすいパーツです。そのため、肌トラブルなどが要因となり炎症や不快感を引き起こすことがあります。

一方、実は病気のサインであることも。大きなトラブルになる前に知っておきたい、デリケートゾーンのムズムズの原因や対処法、自分でもできるケア方法についてご紹介します。

 

デリケートゾーンがムズムズする原因は?

まずは、なぜデリケートゾーンがムズムズするのか、原因を見てみましょう。

 

デリケートゾーンの乾燥

肌が乾燥するのと同じく、デリケートゾーンも乾燥します。乾燥すると、バリア機能が乱れ刺激に弱くなり、炎症を引き起こしてしまいます。肌が乾燥してかさつくという経験をされたことがある人も多いかと思いますが、同じことがデリケートゾーンでも起こっているのです。 デリケートゾーンが乾燥する原因として考えられるのは、洗いすぎとホルモンバランスの乱れ。
洗浄力の強いボディソープで洗ったり、ボディスポンジなどでゴシゴシ洗ってしまうと、強い刺激になりデリケートゾーンのバリア機能が弱くなって乾燥を引き起こしてしまいます。
また、ストレスや加齢などでホルモンバランスが乱れることもデリケートゾーンの乾燥につながります。

デリケートゾーンのかぶれ

下着の締め付けやこすれ、またはおりものシートやナプキンの摩擦などが原因で、デリケートゾーンがかぶれ、炎症を引き起こすことがあります。デリケートゾーンは、おりものや生理中の経血などで常に蒸れている状態。蒸れた肌は外部刺激に弱く、おりものシートやナプキンの摩擦などでかぶれて炎症を起こし、ムズムズの原因になります。
とくに、おりものシートやナプキンを付けっぱなしであまり替えていないという場合は要注意。おりものや経血の雑菌とも常に接している状態となり、デリケートゾーンにとっては大きな刺激になります。下着やストッキングの締め付け、こすれも刺激になるので、サイズ感や締め付け具合には注意してみると良さそうです。

デリケートゾーンでの病気や感染症

炎症の原因がデリケートゾーンの病気や感染症である場合もあります。
ムズムズするだけではなく痛みを伴ったり、おりものの色やニオイに異常を感じた場合は、病気や感染症の可能性も考えましょう。とくに疑われる病気や感染症としては、膣カンジダやクラミジア感染症が聞かれますが、それ以外の病気が見つかる場合もあります。いつもと違うかも...と感じたら、婦人科などの専門医で相談するのが安心です。

デリケートゾーンのかゆみは正しく洗うことと保湿がケアの鍵

デリケートゾーンのムズムズの原因が病気や感染症かもしれないと疑われる場合は、婦人科で相談し、正しく薬を使用することが大切です。乾燥やかぶれなどが原因と考えられる場合も、診察を受けることで改善できるかもしれません。
また、日頃のケア方法から見直してみるのも一つの方法。ケアする習慣を取り入れることで、トラブルになる前に対処できるようになります。
心身の疲れや生活習慣の乱れが影響することもあるので、栄養バランスの整った食事や、十分な睡眠を取ることも大切ですね。デリケートゾーンケアを習慣化することで、トラブルを予防、軽減しましょう。