多くの女性が悩まされている「冷え」。「温活」というワードもすっかり定着し、冷え対策は、あらゆるTipsが世の中に出てきています。ですが、かんたんで続けやすい対策でなければ冷えの解消にはつながりにくいでしょう。
今回は、地味ながらも手軽にすぐ始められて、続けやすい温活をピックアップしてみました!
年々つらくなる冷えにどう対処する?
若い頃は冷えとは無縁だったのに年々冷えが辛くなってきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。地球温暖化の影響で、寒気が日本に流入しやすくなっており、年々日本では冬になると強い寒気が訪れるようになっています。
また、最近では冷暖房によって夏でも冷えを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、年々辛くなる冷えへの対処法をご紹介します。
プラス1枚コーデで体温低下を防ごう!
寒い冬の外はもちろん、夏でも電車や施設など冷房の効いた空間は衣服での寒さ対策がマスト。特に直接、風を体に受けるダメージは体温を下げる1番の要因に。重くなっても、荷物が増えても「体が冷えるよりはマシ!」と思って、1枚多めコーデを心がけてみてはいかがでしょうか。
夏はカーディガンかシャツを持参、冬場はコートの下に軽めのダウンやベストを着て対策してみましょう。
小ワザを利かす機能性アイテムにサポートしてもらう!
上に羽織るものに工夫も大事ですが、それ以上に肌に触れるものも大切。昨今は肌に密着して着られる下着や肌着類には、保温を高めるものなど機能性に特化したアイテムがたくさんありますよね。それを頼らない手はありません!
発熱タイプの繊維レギンスや腹巻きは近年夏でも冬でも販売されていますね。こういった製品を活用してみましょう。スカートの日だけでなく、パンツの日でもレギンスを併せたり腹巻をしたりすれば、下半身はぽかぽかになるでしょう。
ニットなどの温かい繊維ではなく、スウェットやシャツなどを着る日はその下に機能性ロンTを併せれば、冷えを感じずに過ごしていけるかもしれません。
また、特に悩まされる方が多いのが手指といった末端の冷え。特に冬場に感じる末端の冷え対策には手袋持参がおすすめです。
さらに、カイロはかんたんに暖かくなるのでマストアイテム。貼るタイプもあるので、お腹や腰回りに貼っておけば、身体の中枢からしっかりと温められるでしょう。
最近では充電式のカイロなどもあるので、使い終わった回路を捨てるのがもったいない、無くなった時に買いに行くのが面倒くさいという方はうまく活用してみましょう。
飲むものと食べるもので、おいしく楽しい温活
体の冷えは、外側から温めるだけではなく、しっかりと中から温めることも大切。なので、飲み物や食べ物も意識してみましょう。
夏場は冷たい水を飲みほしたいところですが、常温の水で身体を冷やさないようにしてみましょう。常温の水が苦手という方ならレモンを入れてみるとすっきり飲みやすくなります。
冬場は白湯を飲めばゆっくりじんわりと体を温めながら水分補給ができますね。
そして、冷え対策として意識して摂りたい食べ物が体を温める食品の代名詞とも言われる「生姜」。ぜひ、普段の調理に生姜を取り入れてみてください。
また、生野菜は体を冷やしてしまいますので、鍋物や知るもので摂取してみましょう。特に根菜は、ビタミンなどの栄養価だけでなく、体を芯から温めてくれる要素も含まれているため積極的に摂っていくのがおすすめです。
さらに、辛味のあるものは発汗作用を促してくれるものが多いので辛みが苦手でない方は、辛いものも積極的に食卓に取り入れてみると良いでしょう。
動いて体に直接アプローチ!
就寝前のストレッチは実は温活にも効果的。体を伸ばす軽いストレッチをしてからベッドに入れば、寝る前の冷えや入浴後の冷えからも解放されるでしょう。
また、筋肉は熱を産生したり産生した熱を蓄えたりする効果が期待できます。筋肉量が少ない女性は、熱をためたり作り出したりすることができないので冷えやすいとも考えられています。※
そのため、日常生活の中で体を動かしていきましょう。過度な筋トレまではしなくてもOKですが、日常の中で歩く機会を増やしたり、軽いトレーニングをしたりして、筋肉量を増やすことも冷えにくい身体につながる第一歩です。
まとめ
冷え性ではない人、冷えている自覚のない人、またホットフラッシュやのぼせなどがあっても女性は知らず知らず体のあらゆる部位が冷えやすいといわれています。
体は温めておいて、損はありません。ぜひ毎日の暮らしのなかで、心も温まる自分だけのかんたんで手軽にできる温活を見つけてみてはいかがでしょうか。