2023/10/01 20代で知っておきたい妊活のこと

将来的に子どもがほしいと考えている方は知っておきたい「妊活」。20代は仕事もプライベートも忙しい時期のため、妊娠や出産について考えることを後回しにしている方も少なくないのではないでしょうか。しかし、妊活は実際に妊娠を考える前から準備できることが多くあります。
そこで今回は、20代のうちに知っておきたい妊活の基礎知識や不妊治療について解説します。妊活は聞いたことがあるものの、何をすればよいかわからないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

妊活とは

「妊活」に医学的な定義はありませんが、小学館のデジタル大辞泉では「妊娠についての知識を身につけ、体調管理を心がけたり、出産を考慮に入れた人生設計を考えたりすること。」と説明されています。妊娠するために基礎知識を学んだり自分の身体の状態を把握したりする他、妊娠に向けて排卵日を意識することや避妊をやめることなども妊活の1つです。今すぐ妊娠したいわけではない場合でも、将来のために早いうちから妊活を意識することが望ましいと言えるでしょう。

 

20代のうちに知っておくべき基礎知識

妊活を早く始めた方がよいといっても、20代は仕事が忙しく、妊娠や出産について考える余裕がないと感じる方もいるでしょう。ただし、女性の卵子には数に限りがあり、年齢を重ねるごとに妊娠確率は低下するといわれています。

妊娠を望む健康な男女が避妊をせずに性交渉をしても、自然妊娠する確率は20代前半で 30%、30歳で20%、35歳で10%程度と言われています。男性の精子は毎回精巣で作られますが、女性の卵子は胎児のときに作られて、それ以降新しく作られることはありません。そのため、年齢を重ねるごとに卵子も老化し、妊娠しにくくなります。

卵子の数には個人差があり、若くても少ないケースがあります。万が一、病気が見つかる可能性も考慮すると、妊活は20代から意識することが望ましいでしょう。

 

20代から始められる妊活の3つのポイント

ここからは、具体的な20代から始められる妊活の方法について紹介します。20代のうちから準備できることをピックアップしているので、妊活で何をすればよいかわからない方はぜひ参考にしてください。

 

月経周期を把握する

妊活の最初のステップとして、月経周期を把握することを始めましょう。自分の月経周期を理解すると、排卵のタイミングを把握しやすくなるため、妊娠確率を高めるのに役立ちます。月経周期は平均28日前後で、プラス1週間ほどの周期であれば問題ないといわれています。排卵日の3日前から前日が妊娠しやすいタイミングです。精子は子宮内で3〜5日ほど生き残るため、妊娠を希望する場合は、排卵日前に性行為をすると自然妊娠できる可能性があります。

生活リズムを整える

月経周期を安定させるためには、規則正しい生活をして女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。妊活をする際は、以下のことを意識しましょう。

⚫︎ バランスのよい食事
⚫︎ 十分な睡眠時間の確保
⚫︎ 適度な運動

生活リズムを整えることは、生理不順やPMS、月経困難症を和らげることも期待できます。また、食事の際は「葉酸」を摂ることを心がけましょう。厚生労働省は、赤ちゃんの先天的な異常を予防するために、葉酸を妊娠前から摂取することを推奨しています。葉酸は枝豆やほうれん草、いちごなどに多く含まれているので、意識して摂取するとよいでしょう。

体の状態をチェックする

月経周期の把握や生活リズムを整えられたら「ブライダルチェック」を受けて体の状態をチェックしましょう。ブライダルチェックとは、結婚前の男女が妊娠や出産の妨げとなる病気がないか検査することです。検査内容はクリニックによってさまざまですが、超音波検査とがん検診、性感染症の検査は受けることをおすすめします。

ブライダルチェックは、婦人科やレディースクリニックで受けられます。受けるタイミングは、妊娠を希望する場合は早めの受診がおすすめです。早めに検査を受けることで、病気が見つかった場合も早期に治療を開始できます。

不妊治療も視野に入れておく

万が一、希望通りに妊娠ができない場合も考慮して不妊治療について調べることも大切です。日本では「不妊」とは、男女ともに健康な状態で自然妊娠に挑戦して1年が経過しても妊娠しない状態を指します。排卵日を予測してタイミングをはかって性行為をしても妊娠しない状況が続く場合は、不妊基本検査を受けるのがよいでしょう。

 

20代から妊活を始めて理想のライフプランの実現を

妊娠は、時間や体力、お金が必要でライフスタイルにも大きな変化を与えるイベントです。まずは、自分がどのような暮らしをしたいのか考えることから始めましょう。パートナーと将来のライフプランについて話し合うことも大切。女性は年齢とともに卵子も老化するため、妊娠にはタイムリミットがあります。また、妊娠したいタイミングで自然妊娠をできるかどうかはわかりません。理想の暮らしを実現させるためにも、20代から妊活を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。